皆さんこんにちは。お茶@はんだ付け職人です。

今回はECUの作業例をお届けします。
MD175509・・デリカスターワゴンのものです。

デリカといえばもともとはトラックとして設計された車両でマツダボンゴの対抗馬。トラックからライトバン、そしてワゴンへ。

パジェロと並んで乗用四駆の先駆け的車両だといえるでしょう。商用車からの派生では有りますが快適装備の追加で差別化が図られています。
自分のイメージとしては2代目デリカスターグリルガードつきのイメージが強いです。

車体についてはこの辺にしておいて写真を見ていきましょう・・

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※ご依頼主様撮影

これが今回のECUです。
車検の最中に始動不良が発生してしまってお困りで始動から数秒でエンストしてしまうとのこと。
機嫌がいいと回ってくれてなんとか車検は通れたものの調べてみるとECUのコンデンサが原因ではないかとの結論に達して・・開けてみるとこの状態だったそうです。

IMAG0210

※ご依頼主様撮影

IMAG0211

※ご依頼主様撮影

パターン上に染みがありますね。
ランドの色がおかしいところもありますね。

電解コンデンサからお漏らしがありますね。
症状が現れてすぐでしたので腐食はひどくなく、回路修復はありませんでした。
コンデンサの寿命は早くて10年ほどといわれますから大往生と言えるかもしれません。
※あくまで確実に品質が維持できる期間ですのでその限りではありません。
 実際20年近く現役なものもあります。

いつもの要領でコンデンサを交換して腐食状態の確認と処置を行います。
先ほど述べましたが回路の修復はなしです。

費用としましては
電解コンデンサ4つ交換、回路の腐食点検とコネクタのはんだ付け状態の点検で

【こってりコース】
¥12,000円(作業代)+¥1,000円(送料)+消費税

  別途費用
    部品代 ¥450円

合計¥14,958円となりました。

その後お客様からご連絡を頂きましたのでご紹介させて頂きます。

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ノセ精機 様

依頼主です。この度は大変迅速に対応していただき誠に有難うございました。

ご修理いただいたECUを先日車両の取り付けました。
数日間運転しましたが、結果、不調が嘘のように全く無くなりました。
現在では他に代わりになる車種は存在しない様な特殊な車両ですので、
とても感激しております。
またしばらく旧車ライフを楽しめそうです。

私は13年前に中古で購入した当時から電解コンデンサー死亡についての情報を得ておりましたので
なんとか原因として意識できましたが、一般には知らないユーザーがほとんどではないかと
思います。整備工場でもいろいろ部品を交換した挙句、単純にECU故障として交換を勧められるかと。

とてもリーズナブルに完治しました。本当に感謝しております。

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やはり旧車を乗ろうとするとECUなど電装部品はネックになりやすいですね。
GTOのエアコンパネルやNSXのエアコンコントローラーなども電解コンデンサの液漏れで腐食して修復させていただいております。

アセンブリは高いですし、そもそも供給が・・

今回無事修復できたことで依頼主様のデリカは今後も元気に走ってくれるでしょう。

コンデンサの液漏れ不良は見慣れている我々でも交換するときに立ち込める独特な臭いがするまで確信が持てないこともあります。
ハッキリと分かる場合もありますが分かりにくい場合も有りますので
よければ参考例をUPしておりますのでご覧ください。
参考例
参考例◆紛疇公開予定)


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